「悪魔の策略の過去と現在と未来」
聖書:エペソ6章10節~24節
牧師:佐藤勝徳
私たちキリスト者が、召しに相応しく、御霊の一致を熱心に保ちながら歩んでいくキリスト者となるためには、悪魔の策略に対抗する事が求められています。悪魔の策略は自分が神に代わって天地万物の支配者になる為に、ユダヤ人を撲滅させてキリストの再臨を妨げる事にあります。悪魔はその為に、教会に反ユダヤ主義による「置換神学」という、イスラエルを呪う神学を構築させ、ユダヤ人撲滅を図ってきました。その彼の策略の過去、現在、未来について学び、それに対して神さまがどのように対処されてきたのかを学び、悪魔の策略に勇敢に立ち向かう備えとしましょう。
1、過去の悪魔の策略
①アダムとエバを罪に堕落させる
悪魔は、もともと自分の為に与えられていた地球を再度取り戻して支配者になろうとして、アダムとエバを罪に堕落させようとしました。それが彼の最初の策略でした。もともと自分の為に与えられていた地球が、人間に与えられた事で彼は妬みに燃えて、アダムとエバを罪に堕落させ、地球奪回をはかり成功したのです。アダムとエバはエデンの園から追放されましたが、彼の子どもにアベルという神のみ心に叶う息子が出現し、更に、アダムの子孫から、主の名を呼ぶ信仰を持つ子孫を起こされて、神さまの悪魔を滅ぼすご計画を進めていかれました。「創 4:25 アダムは、さらに、その妻を知った。彼女は男の子を産み、その子をセツと名づけて言った。「カインがアベルを殺したので、彼の代わりに、神は私にもうひとりの子を授けられたから。」 4:26 セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、人々は【主】の御名によって祈ることを始めた。」
②堕天使と人間の女と性行為をさせてネピリムを生み、人間を邪悪にさせる
悪魔の2番目の策略は、悪魔を滅ぼす為に神さまが世界の救い主(メシヤ)を「女の子孫」によって遣わす(参照:創世記3章15節)という神の御計画を妨害する事でした。彼は女からメシヤが生まれない為に、女を攻撃する事を策略としました。その為に、彼は堕天使の一部を人間の青年として遣わして、人間の女を誘惑して性行為を持たせてネピリムという、邪悪で異常な悪知恵を持つ人間を沢山生み出したのです(参照:創世記6章1節~4節)、その邪悪なネピリムの影響で多くの普通の人間が更に邪悪になり暴虐が満ちる世界にさせ、女からメシヤが生まれないようにしたのです。しかし、その中で、ネピリムの影響を受けなかった人達がいました。それがノアとその家族です。ノアの忠実な信仰により、ノアの家族8人が大洪水から救われて、神さまの女の子孫からメシヤを遣わして悪魔を滅ぼす計画が進められていきました。
③バベルの塔建設により人類を神への反逆者とする
悪魔の第3番目の策略は、ノアの大洪水後、ノアの息子、セム、ハム、ヤペテから人類が増え広がっていきましたが、創造主がいなくても人間の知恵と力だけで、幸福な世界を実現させることができると傲慢にさせ、神さまに対して不敬虔な邪悪な態度を示すように仕向けた事です。人類は悪魔の罠にかかり、不敬虔と邪悪さが満ち自分たちの知恵と力を鼓舞して天まで届くバベルの塔を建設して、創造主の神さまに「どうだ」とばかりに挑戦をしたのです。それが、悪魔の策略で、誰ひとり創造主を信じないようにさせ、偶像を拝む偶像崇拝の基を築かせたのです。しかし、神さまの厳しい裁きで言葉が乱され、数百年にわたる氷河期が訪れたのです。その氷河期を体験したノアの息子セムの子孫から、素晴らしい信仰者が誕生してきました。それがアブラハムだったのです。また、セム族から、ヨブも誕生していました。神さまはそのように信仰者を起こして、悪魔を滅ぼすご計画を進められてきたのです。
④シェケムでのヤコブ一族の危機
悪魔が、イスラエル絶滅の策略を持つようになったのは、アブラハム、イサク、ヤコブと結ばれた「アブラハム契約」を神さまが交わされた事にありました。アブラハム契約の契約条項は、第1にイスラエル民族の増大の約束。第2にイスラエル民族にカナンの地を与えるという約束。第3にイスラエル民族を通して世界の民族を祝福するという約束。第4にイスラエル民族を通して女の子孫であるメシヤが誕生するという約束です。以上の事を神がアブラハムとイサクとヤコブに示されたので、悪魔もその事を知りました。その時から。悪魔は自分の野望を打ち砕き滅ぼすメシヤがイスラエルから生まれないように、イスラエルを絶滅させる事を彼の野望実現の為の最大の目標としたのです。イスラエル民族を滅ぼすという目標実現の最初の策略は、ヤコブ一族を滅ぶす事でした。ヤコブの息子、シメオンとレビが妹ディナがハモルの息子シェケムによって汚された事で怒り、シェケムを騙し、町の門を出入りする男性を皆殺しにしました。他の兄弟たちも怒っていましたので、シェケムの町を略奪し、彼らの全財産、幼子、妻たち、それに家にあるすべてのものを、とりこにし、略奪したのです。(参照:創世記34章1節~29節)。その結果、シェケム地方の人々からヤコブ一族は憎まれ、絶滅の危機に陥ったのです。その背後に、ヤコブの息子たちの罪の性質、シェケムの周りの人々の罪の性質を悪魔が利用して、やがてイスラエル民族の先祖となるヤコブの息子たちを撲滅させようとする策略があったのです。ヤコブをその危機を感じて次のように息子たちを責めました。「創34:30それでヤコブはシメオンとレビに言った。『あなたがたは、私に困ったことをしてくれて、私をこの地の住民カナン人とペリジ人の憎まれ者にしてしまった。私には少人数しかいない。彼らがいっしょに集まって私を攻め、私を打つならば、私も私の家の者も根絶やしにされるであろう』・・」。しかし、神さまはアブラハム契約の故に、ヤコブ一族をシェケム周辺のカナン人とペリジ人から守られました。聖書は次のように教えています。「創 35:5 彼らが旅立つと、神からの恐怖が回りの町々に下ったので、彼らはヤコブの子らのあとを追わなかった」。
⑤エジプトでのイスラエルの危機
やがてヤコブ一族は、大飢饉から逃れるために、先に神が遣わされていたヨセフを頼ってエジプトに寄留し、神さまが創世記15章13節でアブラハムに預言されていた通りに、エジプトで400年間在留しました。ヨセフの影響が無くなっていくと、エジプトのパロ王は人口が増大するイスラエルを恐れ、イスラエルの生まれてくる男の子を皆殺しにしようとしました。しかし、イスラエルの産婆さんたちの機転の利いた知恵によって、生まれてくるイスラエルの多くの子どもたちの命が守られました。その中に「モーセ」がいたのです。悪魔がパロ王にイスラエルを滅ぼすように仕向けましたが、神さまは産婆さんたちによってイスラエルを守られました(参照:出エジプト記1章15節~25節)。
⑥アシリヤとバビロンによるイスラエルの危機
イスラエルは、やがてモーセによって苦しみのエジプトから解放され、荒野の40年間の放浪の後に、アブラハム契約によってカナンに定住し、イスラエル王国を誕生させました。最初の王は「サウル王」、次は「ダビデ王」、その次は「ソロモン王」でした。ソロモン王亡きあと、統一王国であったイスラエルは北イスラエルと南ユダ王国に分裂しました。その時に、悪魔は北イスラエルにも南ユダにも、バアル礼拝を初め多くの偶像を拝む偶像崇拝者を起こし、彼らが神さまによって滅ぼされるように仕向けたのです。北イスラエルも南ユダも偶像崇拝と多くの邪悪な罪の故に神さまに裁かれ、北イスラエルはBC721年にアッシリヤによって滅ぼされ、南ユダはBC586年にバビロンによって滅ぼされました。しかし、レンムナントと呼ばれる信仰を持った残りの者を神さまは起こされていましたので、やがてバビロン捕囚70年後に、捕囚の地からイスラエエルの人々は解放され、、約束の土地に帰還させエルサレム神殿と城壁を再建させられました。その時には、神さまはアブラハム契約以外に既に「土地の契約」「ダビデ契約」「新しい契約」という無条件契約をイスラエルとを交わされていましたので、その四つの無条件契約の故に、イスラエル民族の12部族全てがバビロンから解放され、約束のカナンの地に再び国を築くことが出来たのです。
⑦ギリシャ化によるイスラエルの危機
やがてイスラエルはギリシャのアレキサンダー大王に支配されます。アレキサンダー大王は、イスラエルを含め中東世界、エジプト、インドまで勢力を拡大していた世界のギリシャ化を図りました。彼が若くして亡くなった後、ギリシャの勢力は4つに分断されます。その一つがシリアを支配していたセレウコス王朝でした。セレウコス王朝のアンティオコス4世エピファネスは、ユダヤを支配し、ユダヤのギリシャ化を更に強く進めようとしたのです。それも悪魔の策略でした。ユダヤ人をギリシャ化させて、創造主の神から切り離し、イスラエルの女からメシヤが生まれないようにさせようとしたのです。しかし、神さまは、祭司マタティアのの中からマカバイ兄弟たち5人をを起こし、ギリシャ化させようとするギリシャのアッティオコス4世エピファネスと闘わせて、イスラエルをギリシャ化をさせないようにしたのです。その出来事は、アポクリファと呼ばれている聖書の外典「マカバイ記3章~4章」に記録されています。
⑧ローマによるイスラエルの危機
ギリシャの支配が終わると、次にBC63年にローマのポンペイウス将軍によってイスラエルは支配をされ、それから約百年後AD70年にローマによって滅ぼされてしまいます。その時代に活躍したのが、イエス様でした。東方の博士たちのエルサレム来訪により、イエス様がベツレヘムでユダヤの王としてメシヤとして誕生する事を知ったヘロデ大王は、自分の王の位に危機を感じて、ベツレヘムとその周辺の2歳以下の男の子を全て虐殺しました。それも、背後に人間の野望に働く悪魔がいたのです。しかし、天使たちの働きで、イエス様はエジプトへ逃れられ、ヘロデ大王の虐殺から守られました。その事がマタイによる福音書2章と黙示録12章1節~5節で教えられています。「黙12:1 また、巨大なしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、月を足の下に踏み、頭には十二の星の冠をかぶっていた。 12:2 この女は、みごもっていたが、産みの苦しみと痛みのために、叫び声をあげた。・・竜は子を産もうとしている女の前に立っていた。彼女が子を産んだとき、その子を食い尽くすためであった。 12:5 女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧するはずである。その子は神のみもと、その御座に引き上げられた」
黙示録12章の男の子を生んだ女はイスラエルを表しています。イスラエルの女が男の子を生んだ時に、竜である悪魔が男の子を食いつくそうとしたのです。それが、ヘロデ大王を通して赤子のイエス様を殺そうとしたことを意味しています。悪魔は自分を滅ぼす為に女から生まれた赤子のメシヤイエス様を殺すことに失敗をしましたが、悪魔は自分の手下である悪霊どもを総動員して、イスラエルの人々を苦しめ、キリストを信じないようにさせようとしました。その為に、キリスト在世時代は、多くの悪霊がイスラエルの人たちに働き、心身を苦しめさせただけでなく、ナザレのイエスがメシヤではない、キリストではないという不信仰を植え付ける事に成功しました。そして、何度も何度もイエスを殺させようとしたのです。もし、イエス様が十字架以外で、崖から落とされて死んだり、石打で殺されたりすれば、イエス様はイスラエルと人類の救い主となる事が出来ませんでした。また、神さまがお決めになっていた年の過越し祭の時以外に、十字架で死んだとしてもイエス様はメシヤの資格を失っていたのです。悪魔はその事を知っていましたので、キリストのメシヤ失脚をねらって、ユダヤの指導者たちに働いて、不信仰にさせ神の決められた時以外に、決めれた方法以外でキリストを殺しにかかったのです。イエス様は、悪魔に支配されていた当時の指導者の事を、悪魔を父としていると厳しく責めておられます。「ヨハ8:44あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです」と。しかし、キリストは悪魔の誘惑を退け、悪魔の策略を見抜き、父なる神さまが決められた過ぎ越し祭の時に、決めらた方法である十字架で人類の罪を背負って贖いの血を流され、死なれ、葬られ、三日目に甦られたのです。そ2,れによって、悪魔の頭を打ちのめされたのです。創世記3章15節の、女の子孫であるメシヤが悪魔の頭を踏み砕くという預言が成就したのです。
2、現在の悪魔の策略
◆反ユダヤ主義と置換神学によるイスラエルの危機
キリストが復活をされて、死の力を持っている悪魔に勝利をされましたが、悪魔はまだ自分の野望を捨てず、次に、キリストの地上再臨の阻止と、キリストが王となって世界を支配するメシヤ的王国の実現を阻止して野望実現のための新しい策略を考えたのです。それは、AD70年にローマによって滅ぼされ世界に散ったイスラエル民族の根絶でした。彼は、神さまによって裁かれて世界に散った離散のユダヤ人民族が、やがて終末時代に復活のキリストに向かって「主の名によって来られる方に祝福あれ」と叫び、その叫びに応じて復活のキリストが地上に再臨する事を知っていたので、その叫びをイスラエルにさせない為に、世界に散って行った全てのユダヤ人を撲滅させる策略を考えたのです。それが、キリスト教初期時代の教父である教会の指導者達によって生み出された「置換神学」です。教父たちはユダヤ人がキリストを殺したという事で、イスラエルは選民の資格を失い、祝福の契約も全部取り去られ、それが新しいイスラエルとして選ばれた教会に置き換えられたと考えたのです。それがイスラエル民族を呪う「置換神学」です。反ユダヤ主義と置換神学により、ヨーロッパ社会にユダヤ人迫害が起きイスラエルは絶滅の危機に瀕して来たのです。その置換神学の影響は現代の教会にも強く残っており、イスラエル民族の祝福の為に、エルサレムの平和の為に祈り教会はほとんどない状況です。しかし、僅かですが「反ユダヤ主義」と「置換神学」を否定し、イスラエルの祝福を祈るキリスト教徒を神さまは起こされてきました。
3、今後の悪魔の策略
①反キリストによるイスラエルの危機
では、今後悪魔はどのような策略をもって、キリストの地上再臨を阻止しようとしているのでしょうか。その最も重要な事は悪魔が自分の息子として生む反キリストを登場させて、イスラエルを撲滅させる策略です。それが創世記3章15節で預言されています。「創3:15 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く」と預言されています。神さまが悪魔に向かって「お前の子孫」と言われましたが、それが悪魔が誰かに産ませる息子である反キリストの事です。反キリストは滅びの子とか、不法の者とか、獣とも呼ばれています。(Ⅱテサロニケ2章3節・8節)。また、ダニエル書9章27節では「荒らす忌むべき者」と呼ばれています。キリストはその彼をマタイ24章15節で「荒らす憎むべき者」と呼ばれています。
②荒れた世界に「偽の平和」をもたらす反キリスト
現代は、大きな自然災害や紛争等で世界が荒れています。飢餓の増大、地震の増大、頻繁に起きているメガファイヤー、日本を含む北東アジアの緊張、中国の東シナ海における軍の施設の建設で高まる周諸国の緊張、アフガニスタン、パキスタン、ミャンマーの抑圧的な政治による苦しみの増大、コロナなどの疫病の蔓延、また、ロシアのウクライナ侵攻による戦争、パレスチナとイスラエルの戦争、その他、シリヤの内紛、アフリカ諸国の内紛など、この世界はキリストが預言された通りの終末の兆候を示しています。そうした荒れに荒れた世界を一時的に、平和な世界にするのが反キリストです。その反キリストによる「偽の世界平和」に人々は酔いしれ、平和だ平和だと喜び合う時が来るのです。「Ⅰテサロニケ5:3 人々が『平和だ。安全だ』と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません」とパウロは教えています。その反キリストのもたらす「偽の平和」を体験するイスラエルは、自分たちの今後の安全保障の為に、その反キリストと安全保障条約を結びます(ダニエル9章27節)。しかし、その安全保障条約を結んでから3年半が経過した時に、反キリストはその安全保障条約を突如破棄し、自分の偶像をエルサレム神殿に建立して一気にイスラエルを滅ぼしにかかるのです。それがキリストが預言された「荒らす憎べきもの」です。よく知られているハルマゲドンの戦いは世界最終戦争の事でなく、反キリストの世界軍隊がイスラエルを滅ぼしにかかる戦争の事です。その時が来たら、イスラエルの人たちは、一刻を争って山へ逃げるようにキリストは警告をされています(マタイ24章15節~16節、黙示録15章16節)。
③反キリスト出現の舞台が整いつつある現代世界
現代の世界は、その反キリストが登場する舞台が整いつつあります。それは第1にコンピュータの発展がAIの開発で著しく進展している事です。反キリストは、世界市場を支配し、世界統一宗教を生み出し、また、世界統一政府を樹立します。(参照:黙示録13章・17章)。その為には、コンピュータの発展は欠かせないのです。彼は、これまでの世界のどんな指導者も国連もなしえなかった、様々な紛争と争い解決し「偽の世界平和」を成し遂げ、世界中の人から厚い信頼を受けます。その為に、今後、悪魔は更に世界に多くの戦争と紛争と自然災害をもたらし、世界を荒廃させ、世界に平和をもたらす人物を期待させる事を策略としているのです。
【終わりに】
悪魔は、自分が創造主の神さまに代わって世界の王になろうとする野望実現に向けて、人類を創造主から切り離し、人類を不信仰と偶像崇拝と罪の中に閉じ込め、抑圧や差別や戦争や災害や病気で苦しめる為に様々な策略をめぐらしてきました。また、今もその策略をめぐらせています。その悪魔の策略を見抜いて、人々を創造主の神との平和、隣人と平和の中に導くことが教会の戦いです。又、悪魔のイスラエルを滅ぼす最後の策略は、反キリストによってイスラエルを絶滅させ、キリストの地上再臨を阻止して、自分が世界の王の王になろうとしている事です。そうした、悪魔の策略に堅く立って勇敢に立ちむかう者として、私達キリスト者は召されているのです。
あなたも、キリストを信じて悪魔の策略に立ち向かう、勇敢な聖徒の一人として救われますようにお祈りしています