「エルサレムの平和の為に祈れ③」
聖書: 詩篇122篇1節~9節
牧師:佐 藤 勝 徳
【はじめに】
≪今後のイスラエルについて預言する聖書≫
イスラエルは、1948年5月14日に約2000年ぶりに国を復興させましたが、反ユダヤ主義のアラブの人たちから、イスラエル撲滅のため、戦争を仕掛けられ、大規模な中東戦争が4回起こりました。その他レバノン戦争や数多くのテロに見舞われ、沢山の犠牲者を出してきました。現在も、しばしば、ハマスやヒズボラなどのテロ、又、西岸地区のパレスチナのアラブの人たちによるテロが起きています。そうしたテロから、イスラエルを守る為に国際批判を受けながらも隔ての壁を設けてきました。それによって、ガザ地区とヨルダン川西岸地区のアラブ人によるテロが激減したと言われています。しかし、一昨年10月7日の、ガザ地区のハマスによるテロで、イスラエルの人々は、これまで以上にテロに脅威を覚えるようになりました。先週、お伝えしましたように、ロケット、ミサイルや、ドローンによるテロから攻撃を迎撃するアイアンドームに代わって、アイアンビームを配備して、防空システムを強化しようと、イスラエル国防軍は計画しています。また、エゼキエルが38章39章で預言している、北の連合軍である「ゴグ・マゴグ」による、侵略の時が迫ってきています。イスラエルを撲滅させるために、悪魔は息子を産みます。創世記3章15節の預言です。その息子が世界に偽の平和をもたらす「不法の者」「滅びの子」と呼ばれる「反キリスト」です。イスラエルの多くの指導者が、イスラエルの安全保障の為に、偽の平和で世界の人々の心を、わしづかみにしている「反キリスト」に信頼して「安全保障条約」を結びます。それがダニエル書9章27節と、イザヤ書28章で預言されています。
1、反キリストとの安全保障条約締結
◆「ダニ9:26bやがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、荒廃が定められている。 9:27 彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現れる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。」
◆「イザ 28:15 あなたがたは、こう言ったからだ。「私たちは死と契約を結び、よみと同盟を結んでいる。たとい、にわか水があふれ、越えて来ても、それは私たちには届かない。私たちは、まやかしを避け所とし、偽りに身を隠してきたのだから。」
ダニエル書9:26~27では、反キリストの事が「来るべき君主」とか「荒らす忌むべき者」と呼ばれています。彼が、イスラエルの多くの指導者やユダヤ人と7年の期間の堅い契約を結びます。しかし、3年半がたった時、その契約を捨てて、イスラエル民の撲滅を図るのです。
イザヤ書28章では、イスラエルの多くの指導者たちが、反キリストと契約を結ぶ、その契約を「死と契約」を結んだとか、「よみと同盟」を結んだと表現されています。 イエス様は、ダニエル書9章27節の「荒らす忌むべき者」の事を取り上げて、次のように預言されました。
◆「マタ 24:15 それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす忌まわしいもの』が聖なる所に立っているのを見たら──読者はよく理解せよ──・・」
イエス様は、ダニエル書9章27節で預言されている「荒らす忌むべき者」の事を「荒らす忌まわしい者」と呼ばれ、彼が「聖所に立つ」事を預言されています。
イスラエルが反キリストと7年の「安全保障条約」を締結する事はイスラエルの神に背を御向けた事を意味しています。エゼキエルが預言するゴグ・マゴグの北の連合軍を奇跡をもって滅ぼし、イスラエルを守られた全知全能のイスラエルの神にイスラエルの安全保障のために信頼するのでなく、偽の平和をもたらして世界を惑わしている「反キリスト」と、条約を結んだことで、神に背を向けるのです。その為に、神の怒りを買い、不信仰なイスラエルと不信仰な世界を裁く為に、7年の大艱難時代がスタートします。7年の大艱難時代は、多くの預言者たちがしばしば預言して来た終わりの時代の「主の日」を意味しています。主の日について沢山の預言がありますが、代表的な預言を紹介しておきます。
◆「イザ 13:6 あなたがたは泣き叫べ。主の日が近づき、滅びが全能者から来るからだ。」
◆「イザ 13:9 見よ、主の日が来る。残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。」
◆「エレ 46:10 その日は万軍の神、主の日であって、主があだを報いられる日、その敵にあだをかえされる日だ。つるぎは食べて飽き、彼らの血に酔う。」
◆「ヨエ 1:15 ああ、その日はわざわいだ。主の日は近く、全能者からの滅びのように来るからである。」
◆「ヨエ 2:1国の民はみな、ふるいわななけ。主の日が来るからである。それは近い。」
◆「ヨエ 2:11 主はその軍勢の前で声をあげられる。その軍隊は非常に多いからである。そのみ言葉をなし遂げる者は強い。主の日は大いにして、はなはだ恐ろしいゆえ、だれがこれに耐えることができよう。
◆「オバ 1:15 主の日が万国の民に臨むのは近い。あなたがしたようにあなたもされる。あなたの報いはあなたのこうべに帰する。」
◆「ゼパ 1:14 主の大いなる日は近い、近づいて、すみやかに来る。主の日の声は耳にいたい。そこに、勇士もいたく叫ぶ。」
2、神の怒りの日である「主の日」(7年の大艱難時代)の到来
以上の、神の怒りによる大患難という災いが起きる、「主の日」と呼ばれるその時代が始まる政治的目印がイスラエルの「反キリスト」との安全保障条約締結です。イザヤ書28章に、その締結が神の怒りを買い、世界に大いなる災いが来る事が次のように預言されているのです。「28:18 あなたがたの死との契約は解消され、よみとの同盟は成り立たない。にわか水があふれ、越えて来ると、あなたがたはそれに踏みにじられる。 28:19 それは押し寄せるたびに、あなたがたを捕らえる。それは朝ごとに押し寄せる。昼も夜も。この啓示を悟らせることは全く恐ろしい。」 28:20 寝床は、身を伸ばすには短すぎ、毛布も、身をくるむには狭すぎるようになる。・・ 28:22 だから今、あなたがたはあざけり続けるな。あなたがたを縛るかせが、きつくされるといけないから。私は万軍の神、主から、全世界に下る決定的な全滅について聞いているのだ。」
黙示録では、主の日の災いが、巻き物の7つの封印の災い、7つ目の封印の災いから出てくる7つのラッパの災い、7つ目のラッパの災いから出てくる7つの鉢の災いで詳細に教えられ、結果として、7年の大艱難時代が始まった時に生存していた人類の3分の2が7年で死滅していきます。また、3分の2の自然が破滅し尽くされます。
その黙示録11章には、7年の半分である3年半の時に、エルサレム第3神殿が既に建っている事を教えています。ダニエルとキリストが預言された「荒らす忌むべき者」と言う、反キリストが聖なる所と呼ばれる「エルサレム神殿」に、自分の偶像を建てるには、エルサレム第3神殿がエルサレムに存在しておく必要があります。
◆「黙11:1 それから、私に杖のような測りざおが与えられた。すると、こう言う者があった。「立って、神の聖所と祭壇と、また、そこで礼拝している人を測れ。 11:2 聖所の外の庭は、異邦人に与えられているゆえ、そのままに差し置きなさい。測ってはいけない。彼らは聖なる都を四十二か月の間踏みにじる。」
黙示録11章では、エルサレム神殿が異邦人に42ヶ月、つまり3年半踏みにじられる事が預言されています。その神殿は、もちろん神さまの手によって建てられるものでなく、イスラエルの人々が肉の知恵と肉の力で建てる神殿です。
これまで何度かお伝えしたと思いますが、イスラエルの人々は、イスラムの黄金のドームが建っている、北東に位置する場所がキリスト時代のヘロデ神殿が建っていた場所だと、考古学的に判断しています。それは、位置図でも紹介していますエルサレムの旧市街の黄金門と呼ばれる付近です。1967年の六日戦争が起きるまでは、エルサレム神殿を建てたくても、決して建てる事ができない状況でした。それは、六日戦争でイスラエルが勝利をするまでは、エルサレムはヨルダン国が支配していた事にあります。ところが、その支配権が、六日戦争でヨルダン国からイスラエルに移ったのです。その結果、エルサレム神殿建設が可能となったのです。ムスリムの黄金ドームを壊して建てるのか、そのままにして、黄金門付近に建てるのかは、定かではありませんが、7年の大艱難時代の3年半までには必ず建つというのが聖書の預言です。 ネットの情報では「2012年の秋、第三神殿建築のための全てが整った」と言われています。ユダヤ人は、第3神殿を建てる目的は、旧約聖書が預言しているメシヤを迎える為だと言われています。
世界に「神の似姿を回復した人物」を満たすというのが、神さまの大ビジョンです。その為に、イスラエルとエルサレムとエルサレム神殿を準備されてきました。これまで、ソロモン王がBC 957年に7年で神殿を建てたこと学んで来ました。その神殿を第1神殿と言います。神さまは、その神殿を実際に住まいとされて、イスラエルを通して世界に「神の似姿を回復した人物」を地に満たし、世界を祝福しようとされてきました。しかし、イスラエルの不信仰の為に、実現しませんでした。その為に、第1神殿はBC586年、バビロンのネブカデナサル王によって滅ぼされ、破壊されてしまいました。では、そこで、神のビジョンは消え失せたのでしょうか。そうではありませんでした。バビロンによって滅ぼされてから70年後、イスラエルの人々が捕囚の地から解放され、再び国を復興させ、エルサレム神殿を再建しました。指導者ゼルバベルの下に再建されたので、ゼルバベル神殿と呼ばれています。また2度目に建てられたので「第2神殿」とも呼ばれます。その神殿は、イエス様がお生まれになったころ、ユダヤの王であったヘロデ大王によって43年かけて修復されたので「ヘロデ神殿」とも呼ばれています。その、神殿にも神は臨在され、人となられた神の子キリストと共に「神の似姿を回復した人物」を世界に満たそうとされましたが、イスラエルの不信仰と、キリストを十字架にかけて殺した罪の故に、AD70年に第2神殿も破壊され、神のビジョンは実現しませんでした。では、それで、神のビジョンは消え失せたのでしょうか。そうでは、ありません。神さまは、キリストをこの地上に再臨させて実現しようとご計画されています。
3、キリストの地上再臨とメシヤ的王国の到来
そのキリストの地上再臨は、いつかは誰も分かりませんが、この地上に、預言者たちが預言して来た「主の日」という7年の大艱難時代と呼ばれる神のさばきの時が到来すると、その7年後に、キリストが地上に再臨される事が聖書に教えられています。7年の艱難時代の後半3年半の時に、イスラエルは反キリストの世界連合軍によって3分2が虐殺され、3分の1が残り、その人たちが全員キリストを十字架にかけた先祖達の罪を自分達の罪として悔い改めて、ナザレのイエス・キリストが旧約聖書で預言されていたユダヤ人と世界の救い主であったと認め、天におられる復活のキリストに向かって「主の名によって、来られる方に祝福がありますように」「アーメン主イエス来たりませ!」と叫ぶのです。その叫びに応じてキリストが再臨され、反キリストの軍隊を悉く滅ぼされます。キリストお一人で来臨の輝き口の息で彼らを滅ぼされるのです。その事は、ゼカリヤ書12章10節から14節、13章8節~9節、マタイ23章39節、そしてⅡテサロニケ2章8節等で預言されています。それから、キリストは75日間で大艱難時代に荒れに荒れた世界を修復されます。それはダニエル書12章11節~13節に預言されています。その時に、エルサレムを世界で一番高い山にされます。その山に、今度は、キリストによって第4神殿が建ちます。イザヤ書2章1節~2節やエゼキエル書40章~48章に詳細に預言されています。その時、イスラエルの全ての人が、「神の似姿を回復した素晴らしい人物」になる事が、エレミヤ書31章の新しい契約で約束されています。その修復された世界をメシヤ的王国と呼びます。そのメシヤ的王国のイスラエルの人々は全てがキリストのような人物となり、誰からも、神さまについて教えてもらう必要が無い高い霊性を身に着けるのです。エレミヤ書に次のように預言されています。「エレ31:33 彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。──【主】の御告げ──わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。 31:34 そのようにして、人々はもはや、『【主】を知れ』と言って、おのおの互いに教えない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。──【主】の御告げ──わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ」。
「神の似姿を回復した素晴らしい人格者」を世界中に満たすという、神の偉大なビジョンは、メシヤ的王国で実現します。その為に、先ず、キリストのような人格を備えたイスラエルを準備されます。その為に、世界で一番高い山にエルサレムを建設されます。その為に、再臨のキリストがお住いになるエルサレム第4神殿を準備されます。その、神殿は主の家と呼ばれますが、世界で一番高い山に建てれたエルサレムの神殿に、メシヤ的王国に住んでいる世界の多くの人々が巡礼者として昇って行きます。神さまを喜び賛美しながら。そして、神殿の至聖所にお住いのキリストから直接神のことばと神の御教えは聞き、巡礼者そのメッセージ感動し、力が与えられ、喜びが与えられ、様々の問題解決のための知恵も与えられ、結果として、メシヤ的王国では決して戦争が起きない、平和な世界は実現するのです。イザヤ書2章1節から4節を読みましょう
◆「イザ2:1 アモツの子イザヤが、ユダとエルサレムについて示された先見のことば。 2:2 終わりの日に、【主】の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、すべての国々がそこに流れて来る。 2:3 多くの民が来て言う。「さあ、【主】の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。」それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから【主】のことばが出るからだ。 2:4 主は国々の間をさばき、多くの国々の民に、判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない。」
4、メシヤ的王国のエルサレム
その他、イザヤ書でメシヤ的王国のエルサレムがどのようにおしえられているのかそのいくつかをご紹介します。イザヤ書でメシヤ的王国のエルサレムとエルサレム神殿がどのように預言されているのか、いくつかをご紹介します。
①エルサレムは、聖な都として復活し、そこに、万軍の主が王となって下さる預言
◆「イザ 24:23 月ははずかしめを受け、日も恥を見る。万軍の【主】がシオンの山、エルサレムで王となり、栄光がその長老たちの前に輝くからである。」
②メシヤ的王国のエルサレムは祝祭の都とよばれ、威厳ある主が共におられるので二度と滅びる事が無い非常に堅固な都となる
◆「イザ33:20 私たちの祝祭の都、シオンを見よ。あなたの目は、安らかな住まい、取り払われることのない天幕、エルサレムを見る。その鉄のくいはとこしえに抜かれず、その綱は一つも切られない。33:21 しかも、そこには威厳のある【主】が私たちとともにおられる。
③メシヤ的王国のエルサレムは、二度と泣き声や叫び声の無い、喜びに満ちた都として主が再創造される
◆「イザ見よ。わたしはエルサレムを創造して喜びとし、その民を楽しみとする。 65:19 わたしはエルサレムを喜び、わたしの民を楽しむ。そこにはもう、泣き声も叫び声も聞かれない。」
④メシヤ的王国のエルサレムに、異邦人がユダヤ人を主への贈り物として、馬、車、輿、らくだに乗せてエルサレムに連れてくる。(メシヤ的王国の世界は、反ユダヤ主義はなく、親イスラエルの世界となる)
◆「イザ66:20 彼らは、すべての国々から、あなたがたの同胞をみな、【主】への贈り物として、馬、車、かご、騾馬、らくだに乗せて、わたしの聖なる山、エルサレムに連れて来る」と【主】は仰せられる。「それはちょうど、イスラエル人がささげ物をきよい器に入れて【主】の宮に携えて来るのと同じである。」
5、エルサレムを忘れるな
世界に神の似姿を回復した、イエス・キリストのような人物を満たすという、幸いな偉大なビジョン達成の為に、選ばれた聖なる都エルサレムを忘れる事無く、永遠に喜びながら、エルサレムの平和を祈る事が私達に求められています。詩篇の記者は、もし自分がエルサレムを忘れ、エルサレムを喜ばないならら呪われてもかまわないと断言しています。
◆「詩 137:5 エルサレムよもしも私があなたを忘れてしまうならこの右手もその巧みさを忘れるがよい。」
◆「詩 137:6 もしも私があなたを思い出さずエルサレムを至上の喜びとしないなら私の舌は上あごについてしまえばよい。」
どうでしょうか、私達は、詩篇の記者のようにエルサレムを愛して、その平和の為に心を込めて祈って来たでしょうか。エルサレムを忘れるなら自分は呪われてもかまわないというほどに、エルサレムを愛して来たでしょうか。エルサレムは、神のビジョン達成の為に、永遠に選ばれた聖なる愛すべき都です。単にイスラエルの為でなく、全人類の為の都です。イエス様は、その都で、私達の罪を背負って十字架にお掛かり下さいました。その都で、葬られました。その都で甦られました。その都に聖霊を天から注がれました。福音は、聖霊を受けた弟子達によってエルサレムから全世界に向かって宣べ伝えられて行きました。使徒行伝に次のように教えられています。「1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
世界には、愛すべき素晴らしい美しい場所が沢山あります。しかし、私達が最も深く愛すべき場所は、神が全世界に神の似姿を回復した素晴らしい人格者を満たすという、全人類の祝福の為に、特別に選ばれたエルサレムなのです。愛する兄弟姉妹、エルサレムを愛してエルサレムにいつも平和が満ちるように祈りましょう。
6、神の万物保持と統治の目的
神さまは、熱心をもって全力を尽くしてそのビジョン達成のために、万物を創造し、万物を保持し、イスラエルと世界の歴史を統治して導かれています。今私達が、個人的にも、社会的に国家的に世界的に体験している全ての出来事は、ご自身のビジョン達成の為に起こしておられ、許可されている出来事です。創造主の神さまは、我々一人ひとりを愛して、その時その時の、私達に対していつも最高最善の事を体験させておられます。その一人ひとりが体験している出来事は、同時に、神のビジョン実現に向けての出来事です。神さま、旧約聖書で初臨のキリストの預言を50程されました。その預言に向けて、神さまは。時間と空間と物質を全て支配し統治しコントロールされて、その預言の全てを実現させられました。イエス様をむち打ち苦しめたローマの兵隊が手にした鞭の材料、いばらの冠の材料は、色々な人の手を通ってローマの兵隊に届きました。神様はその工程の全てをコントロールして、キリストを鞭うつためのむちや、キリストに被せたいばらの冠がローマの兵隊の手に届くようにされていたのです。それが、我々の身代わりに刑罰を受ける苦しみの為に神は使用されました。
【終わりに】
以上のように、神さまは、私達が体験する全ての出来事が、また、チリ一つ、石ころ一つ、草一つ、樹木や花、小さな虫や蚊や、全ての生き物、鳥、魚の全てを、宇宙の海辺の砂ほどにある多くの星、太陽や月、宇宙と世界に満ちている全てのものをご自身ビジョン実現に向けてコントロールされているのです。あなたが、日々体験するあなたにとっての最高最善の出来事は、その裏に、神がご自身のビジョンをエルサレムを使って達成する為という、御心が働いているのです。
いつも喜ぶ時に、神さま御自身と、神の御業と、神のビジョンをよろこびましょう。全ての出来事を感謝する時、その出来事が自分にとって最高最善の出来事として感謝するとともに、神がこの世界に「神の似姿を回復した人」で満たすという神のビジョン実現に向けての幸いな最善の出来事として、石ころ、草花、虫、生き物、出会う自然の全て、出会う全ての人が自分にとって幸いであり、喜びであると認めましょう。その真理に立って、一つ一つに、一人ひとりに、心の中で、或は言葉に出して「あなたはわたしの幸いです」、「あなたはわたしの喜びです」、「あなたはわたしの感謝です」と告白しましょう、その告白に、聖霊が働き、深い喜びと平安の中に主は私達を導かれます。
